下部温泉は、胃腸病、火傷、痔にも効く鉱泉水
胃腸病、火傷、痔にも効く鉱泉水の下部温泉
下部(しもべ)温泉は、山梨県南巨摩郡身延町にあります。
湯治のメッカ下部温泉。
高台に熊野権現の神社があり、病気平癒を祈願し素直な感謝の心で脳内ホルモンを分泌させ、温泉の効能を十二分に発揮させるという湯治の公式が健在です。
源泉水は、12種類以上のイオンを含み、かつて業界誌が行った「全国飲み湯番付」で東の横綱にランクされた飲める鉱泉水です。
1929(昭和4)年発売の日本初のミネラルウォーター・富士ミネラルウォーターも、ここの源泉水を精製したものです。
ご存知でしょうか?
もしあなたが、
最近、あまり体調がよくない。
花粉症やアトピーなどアレルギーで悩んでいる。
など、体調で悩んでいるなら温泉水を試してみてはいかがでしょうか。
温泉水を飲むことで、あなたの体は水道水に含まれている遊離塩素の害を受けずに済みます。
それが、体の免疫力を高めることになります。
温泉水には、健康に必要なミネラルがたくさん含まれています。
下部温泉効果
泉質 | 単純温泉 ph8.8 |
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泉温 | 31.8度 |
主な成分 | 硫酸・ナトリウム・炭酸水素・カルシウムイオンなど |
効能 | 胃かいよう、胃腸炎、リウマチ、神経痛、慢性皮膚病など |
大正元年創業の元湯旅館。
主人の石部元章さんから手渡された一枚の印刷物には、下部温泉の入浴と飲泉の方法が記されていました。
入浴は初めは短く、慣れるにしたがって長くして下さい。
入浴時間は20分〜1時間くらい。それを一口に4、5合がよいとされています。
湯治を始めて2、4日あたりに湯あたりする方もいますが、心配なく入浴時間、回数を減らして入浴してください。
打撲や骨折の方で痛みを引き出す場合もありますが、続けて入浴すれば、二、三日で痛みがとれました。
快飲泉についても、長年の経験からくる自信に裏打ちされた指摘が続きます。
最初は少量(一口2、3合)、慣れる にしたがって量を多くして下さい(一口7、8合)。
下痢をする場合もありますが、そのときは量を減らすか、または一時飲用を中止してから、また飲用して下さい。
「湯あたりすると、湯治をやめて帰ってしまうのでは意味がありません。必ずよくなると信じて湯治を続けた人が実際によくなっているのですから」と石部さんは言います。